自己破産する場合の注意点(手続きを誤ると大変です!)

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自己破産をする場合の注意点

自己破産をする場合に、注意しておかなければいけない事柄がいくつかあります。
今回はそれらを挙げておきますので、今後、自己破産をしなくてはいけなくなった場合、チェックしてみてください。

複数の業者等からの借り入れがあるか

まず、自己破産をするかたの多くは、借入先が一カ所だけということは少ないものです。
多くの人は、複数の業者等から借り入れしています。
自己破産をする場合には、裁判所に総ての借金を申告しないといけません。
裁判所に申告しなかった借金は、免除されない可能性があります。

個人間の小さな借金も確認しよう

ですから、どんなに小さな借金も見逃すことなく、ご自身がどこから借入れをしていたのか確認するようにして下さい。
時々、親類や友人、知人などから借りたお金については、これからも返済していきたいからと言って、裁判所に申告することを拒むかたもいらっしゃいますが、借金の一部を隠したり、一部の借金だけ支払いを続けますと、自己破産の免責が下りない可能性も出てきますので、必ず総ての借入れ先を申告するようにして下さいね。

一回も返済していない借金はないか

そして、一回も返済していない借金はないかどうかを必ず確認してください。
お金を借りたのに一回も返済していない場合には、そのまま自己破産の申立てを行ってしまうと、詐欺破産・・・つまり、はじめから返済するつもりがないのに借金をした・・・とみなされ、免責が認められない可能性があるのです。
もちろん100%というわけではありませんが、万が一にも免責が認められないと困りますから、その場合には、弁護士に依頼する際に必ず、伝えておいてください。

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